カトマンズの中心タメル地区から徒歩10分ほどで、この
ヴィシュヌマティ川に到着する。とにかく圧倒的なゴミの
量に驚かされる。なんとかしなければならない課題であ
る。
歩道橋を渡るのが、辛かった。そこにはハンセン病患者
が 並んでいるから。かつてインドのコルタカを訪問した
時、夥しい患者の群れに出会い、それが私のトラウマにな
っていた。
手足の指が欠けている彼ら。地元では「障害のある人」で
かたずけられていた。障害ではない。治療すれば直せる「
病気」なのだ。 2013 1 6
罹患は男女を問わない。右足を大きく失ったこの女性は、
終日歩道橋の通路に横たわっていた。 右の写真も同じ。
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視力を失った青年。同じ歩道橋で終日太鼓を叩いてい
た。 何とかならないものか。誰もがそう感じる。
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同じくヴィシヌマティ川。2013 1 7
この病気の患者数は、世界で25万人。 その半数をインドが占め、
ブラ ジル インドネシア コンゴ バングラディシュ ナイジェリア
ネパールの約4000人と続く。
罹患率で行くと、インド ネパール ブータン アンゴラ マダガスカ
ル ブラジルが高い。カトマンズ中心街 カンティパト通りで。
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歩道に座り込む男性。同じくカンティパト通りで。
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