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オドゥ山統一展望台と戦争博物館
             
      
  大韓民国                                                                                
     
  
                       (ソウル市内にある戦争博物館  2007 8 17〉
 
 

  
       

  
             〈戦争博物館の展示〉 

 
         〈戦車などの屋外展示〉


 
 
      

朝鮮戦争は、実はまだ終わっていない。休戦協定が結ばれたまま現在に至っている。
 ソウル市龍山区にある「戦争記念館」は、先史から現代に至るまでの朝鮮半島における戦争と軍事に関する展示がなされているが、その中心はやはり「朝鮮戦争」
(現地では「韓国戦争」と呼ぶ)」である。  
 
 2007
8月に二度目の訪問をした。前回は開館前の19937月に訪問したがそのときは、屋外の展示だけで夥しい数の軍用機や戦車などが並んでいたが、開館後は内部の展示も充実していた。

   

   
            〈戦争博物館の展示〉 
 
 
 オドゥ山(烏頭山)統一展望台

南北分断の歴史は悲しい。北側はどうなっているのだろうか。南側の韓国から北朝鮮を見ることができるポイントが韓国内には数箇所あるが、板門店以外に訪問しやすい場所としては現在「オドゥ山統一展望台」というのがある。

この展望台は漢江(ハンガン)と臨津江(イムジンガン)が合流する地点の韓国側に建てられたもので、川をはさんで北朝鮮の開豊(ケプン)郡の農村地帯を見ることができル。集合住宅、農業用倉庫、畑、背後に広がる山々など、そして人々の暮らし。

2007年の8月に訪問したが、なるほど3.2㌔先に北朝鮮の国土が広がっていた。双眼鏡で見る彼らの生活は厳しかった。南側に「宣伝して見せる」エリアにも関わらず、舗装されている道が殆どない、しかも自動車は走っていない、人々の服装は色彩がなくとても質素、私が双眼鏡で見ていた男性は「麦藁帽子に白いシャツ、肩を落とし痩せた肉体に鞭打つ」ように歩いていた。

一方、韓国側が北側に誇示していたのは「高速道路」であった。現代的なハイウェーに多くの車が疾走している。北側はこの様子を国民の目に触れさせはしないであろうが、経済レベルの格差は明らかであった。

鉄道+バス/タクシー】
 国鉄ソウル駅から京義(キョンウィ)線に乗り、金村(クムチョン)駅で下車(約60分)。タクシーで「トンイルトンサン」まで(約20分)。統一展望台行き無料シャトルバス乗り場から無料シャトルバス(約5分)<入場料>2500ウォン(個人大人) 

  
   
        〈オドゥ山から双眼鏡で北側を見る)                     (北朝鮮の国土が3キロ先に見える)〉 

     
  
〈モニター画面 これが北側の生活。未舗装と人々の暗さが特徴)

      
      〈韓国側が北側に見せ付ける「高速道路」)                         〈近代的なソウル駅)   

     
         (キムチョンまでの切符 2007 8 17)〉                        〈キムチョン駅のホーム)

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