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        旅情報 中央アジア
                
                               
  
中央アジア                                              十勝毎日新聞にて連載予定                                            
   
  
 〈この地域を代表する料理はシャシリク 肉の串焼きと プロフ 食べ過ぎ注意〉
                                               (ヨーグルトをかけるマスタバ。米が入っていておかゆスープ
〉 
 
       
   〈大きな餃子風食べ物のマンティ。どこにでもある〉

  
  〈中央アジア風うどんラグマン。スープの中に入っている)
 
  
     
 
   (チェルニャエフカ国境ゲートはタシケントから近いだけにこんでいる〉


 
   〈人影がないタジクウズベク国境 大声で人を呼んだ〉
 

 
   〈これがマルシュルートカ。10名以上乗れる主流派〉

 
  〈近距離で活躍する国産軽ライトバンのダマス。
                        安いが暑くて狭い〉

 
   〈ウズベクでは100ドル両替すると280枚のお札がくる〉


■旅情報

  ■ホテル
 ディスカウントはできる。その時の頑張り次第で、意外なほど価格が下がり驚いた。もっと頑張ればよかった。
 
カザフとキルギスは緯度・高度の関係で朝晩はしのぎやすい。エアコンなしでもホテル生活はできる。しかしウズベクはエアコンが必要。エアコン・冷蔵庫・テレビ付きのホテルは、2000円程度から可能(1人でも2人でも同一料金が大半)
 
朝食はつかないホテルが多かったが、ランクが上がれば確実につく。毎朝6時ころ宿を出ていたので、今回は殆ど食べなかった。

悪名高いウズベクのレギストレーション(レギストラーツィァ)は、形骸化が進んでいるが必要。忘れずに発行してもらうこと。私はアンディジャンのホテルで受取を忘れてしまい(出発が早すぎ)、翌日コーカンドのホテルで苦労した。

■国境情報
ウズベク・カザフ・キルギスに関わる国境はどこも混雑している。タシケント郊外のウズベク
-カザフ国境のチェルニャエフカ国境ゲート
も、通過に1時間以上はかかる。昼間は気温も上がり、きちんとした列もなく混乱している。窓口の数が僅かしかないのが基本的な問題。

ウズベク・キルギス国境はどこも住民の移動を制限しており、混乱している。外国人は、自分が外国の旅行者であることを強く主張すれば比較的早く通過することができる。幸運を祈る。

タジク・ウズベクのアンダルハン国境は、がら空き状態。人影がなかなか見えず不安を感じるほどであった。しかしタジク側に入ると、  コニボトム行きのマルシュルートカが待っており安心した。

ウズベク・タジクのフォーテホボード国境は、歩く距離が長く、計2キロほど炎天下を歩くことになる。比較的スムーズに手続きは進むが、持ち物のチェックは受けた。税関申告書の記入もとても煩わしい。
 ウズベク側では、すぐにタシケントベガワード間の街道にでる。タクシーがとてもしつこいが、路線バスや乗合タクシーも待っていれば必ず来るはず。タシケント・ ベガワード
(130)間のタクシーは、4人集まれば僅か10000スム(400円以下)

 サマルカンド近郊のタジキスタンのペンジケントとの国境は二年ほど閉鎖されたままで、今回はとてもがっかりした。
 
 キルギス以外の、ウズベク・カザフ・タジクは入国にはそれぞれビザが必要で、経費もそれなりにかかる。

■タクシーなどの移動機関
 基本的にエアコンがなく、40度前後になる夏場は確実に体力を奪われる。しかし乗り合いになると驚くほど安い。逆に1人でチャーターする形になると、その10倍は覚悟しなければならない。しかも運転手は、ドル払いを主張するケースが多い。カザフはタクシー料金の、割高感を感じた。
 マルシュルートカやダマスなどの公共性の高いものになると、更に価格が下がる。市内だと10円程度。市内路線バスも10円程度。

参考
アンディジャン・フェルガナ間 70㎞ 150円 ダマス8人乗り
ウズベク国境・アンディジャン間50㎞ 150円 ダマス8人乗り
ジャララバード・オシュ間   105 425円 7人乗り
ビシュケク・ジャララバード  5802040円 5人乗り
イシククル湖・ビシュケク間  260   510円 マルシュルートカ
ビシュケク・イシククル湖   260 8507人乗りオデッセイ
ウズベク国境・シムケント間 100㎞ 250円マルシュルートカ
シムケント・タラス間    172㎞ 400円マルシュルートカ

 タシケント空港からのタクシー
 悪徳タクシーの常套手段は、「空港から市内まで10㎞ある(実際は半分ほど)。1㎞1ドルと決められている(完全なウソ)。だから10ドルだ」というもの。私も見事に引っかかった。実際逆コースの市内からは、4000スム150円ほどであった

 ■両替
 
ウズベクでは闇レートとの格差におどろかされる。 公定レートだと100ドル約200000スムであるが、街角にいる闇両替になると280000スムに跳ね上がる。そのため両替屋は目にしなかった。

逆にキルギスでは、両替屋が数多くあり、闇両替は目にしなかった。しかし少額ドル紙幣と高額ドル紙幣とでは、レートにかなりの差が生じるので注意

 ■悪徳警官
 遭遇することはなかった。警官によるパスポートのチェックは、タジキスタンで一度経験したのみ。警官の待遇改善が進み、以前よりは減少しているとのこと。
 
 ラマザーン
 
2012年は、7月20日からイスラムの断食月が始まっていた。きちんとラマザーンをしている方も多いが、普通に食事をとることはできて助かった。アルコール類も特別制限はなし。ビールは一杯30円程度から。水もほぼ同じ価格。ガスいり〈ス ガザム〉はやや高い。若者は健康のためにガスいりを飲むという

言葉

英語は通じないが、町中では少しできる方が必ず現れるので、仏様のように感じる。共通語はロシア語。片言でも大いに役立った。ハラッシオ。


     
     〈国産車のネクシアがタクシーの主流。猛スピード覚悟〉      〈キルギスジャララバードの路線バスはマルシュルートカ型〉
                                         
  
 
  
〈最も思い出部深いホテルは、キルギスジャララバード。2040円で三部屋付。客私のみで、ホテル中慌ててお掃除してくれた〉

    
 〈しかし部屋の鍵はなし。お湯シャワーもなし。トイレットペーパーは木の皮のよう〉
 〈タジクで私の面倒を見てくれたおじさん。感謝〉

                          
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