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バラナシ再訪
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ガンジス川を行く。正面がメインガートのダシュワメードガート。バラナシに辿り着いたのは大晦日の夜。前夜ニューデリー駅を「シブガンガー
エクスプレス」は8時間遅れの午前3時に発車。列車は更に送れ、バラナシ到着は12時間遅れの午後7時20分。くたくたである。
2015 1 2撮影。
修行者たちが集まる。左の方にブラックティをご馳走することに・・
人はヒンドゥーに生まれ、ヒンドゥーに死ぬ。この国では、イスラムやシーク 教など特定の宗教に属さない限り、自動的にヒンドゥー教徒となる。無意識のう ちにヒンドゥーとしての一生を送ることになる。
ヒンドゥーの最大の聖地は、もちろんここバラナシ(人口140万)。近年バナーラスといういい方ができたが、どちらを使っても問題はない。ガンジス川が大きく蛇 行するこの町の北側の河岸に巨大なガートが並び、一日六万人が沐浴し、これまでの罪を洗い流すとされている。
雨が続いた。「実はこの時期は、意外と雨が降るんですよ」とクミコハウスの久美子さんが言う。「そうそう最近は水も汚くて、イルカも滅多にいなくなったわ。時々流されてきたワニも見かけないわ」。
洗濯物も乾かず、気持ちもふさぎがちになる。